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胃部レントゲン

胃部レントゲン検査(上部消化管X線検査)は、バリウムを飲んで胃の状態を詳しく調べる検査です。胃の形や大きさ、粘膜の状態、ポリープや潰瘍、がんなどの異常の有無を確認することができます。定期的に受けることで、胃がんなどの早期発見にもつながります。

胃部レントゲン検査の特徴

検査では、まず発泡剤(粉末状の薬)を飲んで胃を膨らませ、その後バリウム(140cc)という白い造影剤を飲んでいただきます。撮影中は、体の向きを変えながら、撮影台を上下左右に動かして胃の様々な角度から撮影を行います。

検査時間は5~10分程度ですが、正確な画像を得るため、技師の指示に従いながら体を動かす必要があります。

胃部レントゲン検査を受けられない方

以下に該当する方は、当院では胃部レントゲン検査を受けることができません。

安全に検査を実施するため、あらかじめご確認をお願いいたします。

検査を受けられない方

  • リブレ・インスリンポンプを装着している方
  • 血圧が180/110mmHg以上の方
  • 体調が優れない方
  • 水分制限のある方(心不全や透析治療中など)
  • 以前、バリウムや発泡剤によるアレルギーの症状が出た方
  • 体重が130kg以上の方
  • 極度の便秘症の方(3日以上)
  • 台に上れない、自力で体位を変えられない方
  • 日本語が通じない方
  • クローン病の方
  • 潰瘍性大腸炎の方
  • 1年以内に手術を受けられた方(消化器・循環器・呼吸器・脳血管・脊椎・四肢など)
  • 腹部の手術をされており、手術後初めてのバリウム検査となる方
  • 妊娠中、もしくは妊娠の可能性のある方

授乳中の方は技師にお知らせください。授乳中の方専用の下剤をお渡しします。

また、バリウム検査後に婦人科検査を追加することはできない場合があります。

検査前の注意点

  • 前日の食事は夜9時(21:00)までに済ませ、それ以降は絶食してください。
    なお、検査が午後に予定されている方は、前日の夕食は消化の良いものをお召し上がりいただき、当日の朝は、7時までにごく軽い食事をお済ませください。
  • 検査当日は検査の2時間前から水も飲まないでください。ただし、朝にどうしても水を飲みたい場合は200ccであれば可能です(2時間以上前に限ります)。
  • タバコは禁止です。胃が刺激され、バリウムが粘膜に付着しづらくなり、正しい診断ができない可能性があります。
  • 検査着にお着替えいただきます。金具やボタン、金属がついている衣類は避けてください。髪が長い方はまとめて検査衣にかからないようにしてください。
  • 事前にお手洗いをお済ませください。

受診時の注意事項

検査中のポイント

  • 発泡剤は口に含まず、一気に飲み込んでください。
  • ゲップを我慢することで、胃がしっかり膨らみ、細かい異常も見つけやすくなります。
  • 技師の指示に従い、寝返りや体の向きを変えながら撮影します。

検査後の注意点

  • 検査終了後に下剤を服用してください。 バリウムが腸内に残ると便秘や腸閉塞の原因となります。
  • 排便を促すために下剤は速やかにコップ2杯以上の水(500cc以上)で服用します。
  • バリウムを体外へスムーズに排出するために通常の色の便が出るまで、こまめに水や白湯、カフェインの少ない飲み物をお飲みください。排便後の便は1~2日間、白くなりますが異常ではありません。
  • 万が一、強い腹痛・吐き気・排便困難などの症状があった場合は、すぐに医療機関にご相談ください。

異常が見つかった場合は

検査結果で異常が見つかった場合には、医師から再検査や精密検査(胃カメラなど)をご案内いたします。(当院では二次検査は実施しておりません)